測量に必要な資格

測量資格制度(測量士・測量士補)の概要

 基本測量及び公共測量の測量成果の品質を確保し、多方面に活躍できるようにするため、測量の実施に必要な資質・経験を有する測量技術者を認証する資格制度

【業務内容】
測量士測量に関する計画を作製し、又は実施する。
◎『測量技術に関する広く深い知識』と『実作業を円滑に行わせるのに十分な知見を有すること』が併せて求められる。
測量士補測量士の作製した計画に従い測量に従事する。
◎『測量士の作製した計画や指示を理解し、実行に移せること』が求められる。
【業務独占資格】
 基本測量(全ての測量の基礎で国土地理院が行う測量)または公共測量(国・公共団体が費用を負担・補助して実施する測量、又は許認可事業のための測量)に従事できる者は、測量士又は測量士補に限定される。

測量に必要な資格

 大学、短大・高専で測量科目を修め卒業した者、登録養成施設で専門知識及び技能を修得した者、または測量士補の試験に合格した者が、「測量士補」となる資格を有する者となります。これらの者は登録申請をおこない、登録されると測量士補として認められます。
 また、「測量士補」となる資格を有して相応の実務経験を積んだ者、登録養成施設で高度の専門の知識及び技能を修得した者、または測量士の試験に合格した者が「測量士」となる資格を有するものとなります。測量士補と同様に、登録申請を行い、登録されると測量士として認められます。