3.あなたの仕事が様々な分野で役立ちます【No.2 防災・災害対応(レーザー測量)】

No.2 防災・災害対応(レーザー測量)

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 皆さんの中には、地震や豪雨による災害が発生したときに、道路などを直すための測量をしている技術者を見たことがあるという方もいらっしゃると思います。もちろんそうした測量も重要ですが、被害の把握や災害の復旧にはさまざまな技術が使われています。例えば、人工衛星や航空機、UAV(無人飛行機、ドローン)などを用いて撮影された被災地の画像は、災害把握などに活かされています。また、先の東日本大震災による被害を受けた地域では、広い範囲で地盤沈下が見られましたが、測量技術者が高さを正確に測ることで、防潮堤の建設計画などにその成果が活かされました。さらに、平成28年(2016年)熊本地震においては、地上からのレーザ計測により熊本城の被害記録が行われるなど、文化財の保護・復旧にも測量の技術が大きな役割を果たしました。

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