2.測った姿を地図に表現します【No.2 デジタル編集】

No.2 デジタル編集

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 写真測量により道路や河川等の正確な位置と形を計測するだけでは、ただの「点と線のあつまり」であり、地図として使用することはできません。
 デジタル編集では、パソコンを用いて、写真測量で計測した道路や河川、建物等の位置と形のデータに対して、高速道路・国道の別や名称などの情報を追加する、地面の高さ(標高)を等高線として表現するなど、「地図」として使用するための加工を行います。
 また、地図の使用目的に応じて、地名や記号などの文字情報、県境や市町村界などの行政情報、下水管などの地下施設など、写真に写らない情報も追加します。さらに、道路などのカーブを省略して形を単純にする、複数の施設が重ならないよう位置をずらすなど、地図として「見やすくする」ためのデフォルメを行う場合もあります。

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No.1 写真測量(図化作業) No.2 デジタル編集