測量技術者になるには

 測量の仕事に従事するためには、測量に関する知識・技術を習得し、国家資格(測量士、測量士補)を取得する必要があります。

※資格取得についての詳細はこちら

 道路や建物などの構造物を造る第一歩は、国土を図り、地図に描く測量から始まります。
 人々の安心・安全を守り、社会に役立つ、遣り甲斐のある仕事である測量の世界で、働いて見ませんか。

測量技術者になるには【No.1 授業風景1】

 測量に関する知識・技術を学ぶ学校では、測量に必須の数学に関する授業を始め、測量計算や地図作成に関する基礎基本の他、土木や建築などの建設業に関する幅広い知識を学んでいます。
                          

                          


測量技術者になるには【No.2 授業風景2】

 カーナビゲーションやスマートフォン等で利用されているように、近年の情報技術の進化により、地図もアナログ(紙)からデジタル(コンピュータ)が主流になっています。
 学校でも、昔ながらのアナログの基礎基本だけでなく、卒業後、即戦力となる測量技術者として必要なデジタルに関する知識・技術も習得しています。


測量技術者になるには【No.3 実習1】

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 測量技術者として必要とされる測量機器の取扱いについては、基準点測量・水準測量・GNSS(Global Navigation Satellite System)測量などの基本操作や観測手法をしっかり学ぶと共に、各種測量の基本的技術の実習を通して、「測量士」及び「測量士補」資格取得に必要な技術能力と責任感を養います。
 また、測量チームにおける規律、協調、安全確認、器械・器具の愛護を重んずる精神を養います。


測量技術者になるには【No.4 実習2】

 ここ最近は測量技術も、人工衛星を利用したGNSS測量やGIS(Geographic Information System、地理情報システム)の時代から、UAV(無人飛行機、ドローン)や3Dレーザスキャナ、車で走りながら地図情報を取得するMMS(Mobile Mappinng System、移動計測車両)測量など、次の段階に入っています。
 このような、最先端の測量技術に関する知識・技術についても測量業界に入る前に学ぶことができます。