2.測った姿を地図に表現します【No.1 写真測量(図化作業)】

No.1 写真測量(図化作業)

詳細

 

 地図を作成するためには、道路や河川、建物等の地図に表示される施設の位置や形状、地面の高さ(標高)などを計測する必要があります。工事の設計図等の狭い範囲の地図では、GNSS測量やトータルステーション測量により計測することも可能ですが、広く利用されている地形図や都市計画図等の地図は、その範囲が広大であることから、GNSS測量などの地上から行う測量ではなく、空から行う「写真測量」により計測するほうが効率的です。
 写真測量では、航空機等から撮影した写真を用いて、道路や河川、建物等の位置と形、地面の高さ(標高)などを計測します。計測された「点」や「線」のデータは、地形図や都市計画図等の高精度な地図の基礎となります。

前のページに戻る

No.1 写真測量(図化作業) No.2 デジタル編集